初夏のアロマをより身近に感じる
初夏のアロマをより身近に感じる
一年で最も昼の時間が長くなる日、夏至。2023年の夏至は、6月21日の水曜日。ちなみに、国立天文台のホームページによると、その日の東京の日の出・日の入りの時刻は、日の出:4時25分日の入り:19時00分とのことです。
陽のエネルギーから陰のエネルギーに切り替わる夏至という自然の流れをあなたもちょっとだけ感じてみませんか。光と影、太陽と月という関係は、古代より私たちの生活とは切り離せない「生きる」ために影響している自然界のバランスでもあることは無視できないでしょう。
月のリズムとアロマ活用
月のリズムとは、約29.5日で一周する月の変化のことです。月は新月から満月に向かって満ちていき、満月から新月に向かって欠けていくサイクルを繰り返しています。
このサイクルは自然界や人間の心身にも影響を与えていると言われています。例えば、満ちていく月は行動的で前向きなエネルギーをもたらし、欠けていく月はリラックスやデトックスに適した時間となります。そこで、月のリズムに合わせてアロマオイルを使うことで、自分の心と体の状態を整えることができるのはないでしょうか。
アロマオイルは植物から抽出された香りのある液体で、芳香浴やマッサージなどで利用されます。アロマオイルにはそれぞれに特徴的な香りや効能があり、気分や目的に応じて選ぶことができます。今回は、月のリズムに合わせておすすめのアロマオイルを4つご紹介します。
【新月】
新月は地球から見て太陽と重なり、光が失われた真っ暗な状態です。新しいことを始める種まきの時期と言えます。この時期におすすめのアロマオイルは、レモングラスです。レモングラスは柑橘系のさわやかな香りで、気分を明るくし、集中力や創造力を高める効果があります。レモングラスを芳香浴することで、新しい目標や計画を立てる際に役立ちます。
【上弦の月】
上弦の月は夜空を見上げるとぴったり半分まで満ちた月です。成長や発展の時期と言えます。この時期におすすめのアロマオイルは、ローズマリーです。ローズマリーはハーブ系の清涼感のある香りで、記憶力や学習能力を向上させる効果があります。ローズマリーを芳香浴することで、勉強や仕事に集中する際に役立ちます。
【満月】
満月はまんまると大きなお月さまです。収穫や達成の時期と言えます。この時期におすすめのアロマオイルは、ラベンダーです。ラベンダーはフローラル系の優しい香りで、リラックスや安眠効果があります。ラベンダーを芳香浴することで、自分へのご褒美や感謝の気持ちを表現する際に役立ちます。
【下弦の月】
下弦の月は右側がちょうど半分欠けた月です。整理や手放しの時期と言えます。この時期におすすめのアロマオイルは、ティートリーです。ティートリーはハーブ系のスパイシーな香りで、抗菌や消毒効果があります。ティートリーを芳香浴することで、不要なものやネガティブな感情を流す際に役立ちます。
月のリズムを活かして整える
月のリズムとは、月の満ち欠けに合わせて自分の体や心を調整することです。月のリズムに沿って生活することで、自然と調和し、健康や美容にも良い影響があると言われています。実際私も、数年前から「月のリズム」を意識して生活することで、自然の流れによってカラダのバランスが変化していることに気づきました。
月のリズムに乗ってアロマオイルを使うことで、自分の心と体の状態を整えることができるとアロマの楽しみ方も広がっていきますね。アロマオイルは自然の恵みであり、私たちの生活に彩りを添えてくれます。ぜひ、月のリズムに合わせてアロマオイルを楽しんでみてくださいね。