月の満ち欠けとアロマ活用してみる
月の満ち欠けとアロマ活用してみる
満月の頃はエネルギーがピークに達し、活動が活発化するが、空回りや気分の落ち込みに注意が必要とされています。春分の日あとの月の満ち欠けは、25日(月)てんびん座満月を迎えようとしています。人間関係をあらわす星模様から他者との関りを面白く上手に活かしていくことに意識を向けてみてはいかがでしょうか。
満月前日は、体調や気分に影響を与える特別な日です。今日は東洋医学の観点から、満月の日におすすめの過ごし方をシェアしてみたいと思います。月の満ち欠けと人間の体調の変化は、古代の東洋医学書「栄養を運搬する血液は、月の満ち欠けと共に盛り上がっていく」と書かれています。これは、月と地球の引力が体にも影響を与えていることを示してるということです。
満月が睡眠に与える影響
満月の日には、体内の気血(気と血をあわせたもの)が増幅し、血液を運搬するためのエネルギーが増えます。そのため、人間の体は満月の日に向けて「活動モード」に入ります。一方で、夜は「陰」のエネルギーを増やして体を休息モードに切り替える必要があります。満月の日は「陽」と「陰」のエネルギーギャップが激しくなるため、睡眠が浅くなったり寝つきにくくなったりすることがあります。
朝~昼に意識したいこと
- ゆとりあるスケジュールを組んで、のんびり過ごす。
- リラックスを意識して、好きなことをする。
夜(寝るとき)に意識したいこと
- 満月の影響で増えた「陽」のエネルギーを日中に活動して使ってあげる。
- 夜に「陰」のエネルギーへ切り替えやすくするため、リラックスした環境で休息をとる。
生体リズムとロジカルアロマテラピー
サーカディアンリズムというワードをピックアップしてみます。サーカディアンリズム(生体リズム)は、私たちの生活に深く関わる24時間周期の体内時計です。このリズムは、睡眠パターン、体温、ホルモン分泌など、私たちの身体機能の多くを調節しています。不規則な生活やストレスなどによってこのリズムが乱れると、睡眠障害や肥満、生活習慣病のリスクが高まることが知られています。
サーカディアンリズムを整えるためには、規則正しい生活習慣が重要です。朝は太陽の光を浴びて、夜は暗い環境で過ごすことが推奨されています。また、適切な時間に食事を取り、寝る前の運動や入浴も効果的です。これらの習慣は、体内時計をリセットし、健康的なリズムを取り戻すのに役立ちます。
現代社会では、夜遅くまでの仕事やスマートフォンの使用など、サーカディアンリズムを乱す要因が多く存在します。意識的に生活習慣を見直し、体内時計を整えることで、より快適な毎日を送ることができるでしょう。
まずは、朝起きてカーテンを開け1分以上太陽の光を浴びてみてください。これによって、1日の活動スイッチが入ります。できる限り毎日同じ時間に起床してみてください。起床後、約15~16時間後に就寝できる生活リズムを整えていくことができれば新年度からの環境の変化に対応できるカラダのバランスに近づいていくことでしょう。
ロジカルアロマテラピーでは、午前・午後・夕方・夜の4つのルームにフォーカスしながらアロマ活用をご提案しています。自分のことを知るひとつのツールとして取り入れていくことで、「免疫力」もより具体的にちょっとした習慣からスタートできるようになっていくとよいですね。